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1.プロローグ
主人公のレオンが妻アリアと別れ、悲しみのあまり騎士の道を捨て、
アルケミストとして新しい道を歩み始めるまで。
ショートエピソードといった感じで、ページ数は少なめ。

2.新しい家族
レオンがアルケミストに転職後、さみしさを紛らわすために
少女タイプのホムンクルス「リーフ」を作り出す。
徐々に形ができあがるリーフの姿に、レオンは胸を高鳴らせる。
レオンはリーフにユミィと名付け、育てることに。

3.溺愛
レオンはただひとりの家族であるユミィに溺愛する。
お金を惜しみなくつぎ込み、装備を買い、アクセサリーを買い、2人でプロンテラを歩く。
後ろ指をさされても、レオンは意に介せず、ユミィに愛情を注いだ。
また、戦闘においてユミィが被弾しないよう必死で庇った。
レオンの優しさに読者が触れるパート。

4.溺愛、そして欲情
2人はプロンテラのボロ家を借りて、毎日一緒に布団に入り、必ずキスをした。
だが、成長とともに徐々に女性らしい魅力を身に着けていくユミィに、
レオンは募る性衝動を我慢できなくなる。
軽いスキンシップから、徐々に本格的な性行為を要求してゆくレオン。
ユミィはレオンのしていることの意味をなんとなく知りながら、その行為を受け入れる。

5.そして恋人へ
ユミィは毎晩レオンとしていることが、セックスであると知る。
このまま自分とレオンが愛し合っていたら、レオンは人間の女性と一緒になれない。
ユミィは、レオンに「もうこういうことをするのはやめよう」と言うが、
レオンは、いまさらユミィに対する愛情を捨てることはできない。
そしてユミィも、言葉とは裏腹に、ほんとうはいつまでもレオンと一緒にいたかった。
2人がほんとうの気持ちをぶつけあうシーン。
そして2人は正式に恋人となる。

6.曲がり角
ユミィはレオンと結ばれ、幸せになる。
だがそんな2人にも、はじめての曲がり角がやってくる。
レオンは失くした妻と再会し、ユミィが不在のときに浮気してしまう。
そのことを知ったユミィははじめてレオンに対して激怒し、家出をする。
ユミィがもっとも女の子らしさを見せるシーン。そしてクライマックスへ。

7.ユミィの家出
やっぱりレオンは私なんかより、人間の女性がいいんだ。約束は嘘だったんだ。
失意のあまりユミィはレオンのところに戻れず、辺境をさすらう。
だが、ホムンクルスは主人からの愛なしでは生きていけない。
ユミィの体は徐々に輝きを失い、そして消えかけてゆく。

8.消えないで
レオンは必死でユミィを捜す。
だが、レオンがユミィを発見したときはすでに、この世から消えてなくなる瀬戸際だった。
レオンはつめたくなっていくユミィの体を必死で温める。
そして朝まで抱き合った末、ユミィは元の輝きを取り戻す。

9.エピローグ
レオンはユミィに賢者の石を渡して、より女性の体に近づける。
2人は国王に祝福され結婚し、初の異種夫婦として幸せに暮らした…。